もはやクソ株!日産株は今後どうなる?
日産自動車の2019年4月から2020年3月までの決算が2020年5月28日に発表されました。結果としては、11年ぶりの赤字に転落。6712億円もの赤字です。
とはいえ、世界の日産。持っていればいずれ上がるのでは?とお考えの方も多いかもしれません。実際のところどうなのでしょうか?
日産という会社は、当然のことながら自動車販売の会社です。また、それと同時に金融でも利益を得ています。車を買った時のローンですね。
車の販売が不調であっても金融の方は安定して利益を出しておりました。しかし、今は、世界的な低金利。日本では比較的もともと金利が安いですが、世界的に金利が安いので金融の方も苦戦が予想されます。
また、コロナの影響で世界的に消費が鈍っている状況。車の販売が急激に上がるというのも難しいでしょう。
さらにいえば、株価のチャートが厳しい・・・。
下降トレンドです。このまま、330円あたりで大きな買いが入ることも予想されますが、それを下回ると330円付近で買いに入った人たちが損切りを考えるでしょうから、ずるずる下がっていく可能性があります。300円を割ることも想定していてもいいでしょう。
しかし、コロナが収束し、自動車株が軒並み上昇傾向がみられてくるようになれば、日産の株価もつられて上がっていくでしょう。
日産は、今まで新車を出すまでのサイクルが遅いなどといわれておりましたが最近では、それも改善されつつありますし、魅力的な車が多く、ファンも世界中におります。
長期的に見れば700円程度までは上がると考えております。
ただし、今は完全な下降トレンド。個人としては、急いで買いに入るという局面ではないと考えます。