株トムシ

こんな時代だから将来のために株を始めてみては?

首相交代で日経平均株価はどうなる?

安倍総理が電撃辞任を発表し7年8か月という長きにわたる安倍政権が突然の幕引きとなりました。

 

大多数の人の予想通りとなれば、次の総理は菅官房長官ということになります。では、安倍政権から菅政権へと変わり日経平均株価はどう動くのか?

 

長期的に見れば日本の株価は下落していくと考えられます。その要因としては、来年9月の総裁選です。

 

今回は、両院議員総会によって総理大臣が選ばれます。これは、党所属の国会議員394人と47都道府県の代表各3名の141人の票によって総理大臣が選ばれます。

 

しかし、これは異例なんですね。普通は、党大会で選ばれます。党大会の場合、国会議員票が394人、党員、党友による地方票も394人なので地方票が両院議員総会よりも多いんです。

 

今回は、地方票が少ないので石破氏よりも菅氏の方が有利なんですね。

 

ですが、今回は安倍総理の突然の辞任とコロナのこともあって緊急を有するために党大会ではなく両院議員総会となりました。しかし、次の自民党総裁選では党大会で選ばれます。しかも、今回は安倍総理が任期の途中で退陣となりましたので次の総理は前任の任期を引き継ぐ形となるので2021年の9月までということになります。

 

つまり、来年の9月にまた総裁選が行われるわけです。しかも、その時は石破氏に有利と言われている党大会。たった1年で総理が再び入れ替わる可能性があるというわけです。

 

国の代表がコロコロと入れ替わるのを投資家たちは嫌う傾向にあります。方向性が見えづらいですからね。

 

さらに安倍首相がかなり力技で行ってきた経済政策。株価としては、アベノミクスで大きな恩恵を受けた方も多いと思われますが、この安倍首相を超えるほどの期待を今後も持つことが出来るのか?

 

個人的には、長期目線では日経平均は下落していく方向ではないかと考えております。